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652.純損失の繰戻し還付について
私は、アパートの貸付を行っている青色申告者です。今年は、長年、複数の部屋を借りていた法人の賃貸人から解約があったり、大規模修繕を行ったため、不動産所得が赤字になりそうです。この不動産所得の赤字は、どうなりますか。 不動産所得の損失(赤字)... -
650.亡くなられた場合の諸々の手続きと期限
令和3年10月10日に父が亡くなりました。父は農業に励む傍ら、一部の土地に倉庫とアパートを建て不動産の賃貸も行っていました。私(甲)には弟(乙)がおり、話し合いで農地と倉庫は私が、アパートは弟が相続する事になりました。この場合の税務上の諸々... -
638.不動産の貸付の規模による取扱いの相違点
私は不動産貸付業を営んでいます。所得の計算を行う場合、不動産の貸付の規模の大小により所得区分が異なりますか。また、貸付の規模に応じて、必要経費の取扱いに違いがありますか。 不動産の貸付による所得は、その貸付規模の大小に関わりなく不動産所得... -
636.死亡した場合の住宅ローン控除
住宅ローン控除を受けている期間中に、死亡してしまった人は、年末にはその住宅に住んでいないことになります。この人の場合、その年分(死亡した年分)の住宅ローン控除は適用を受けられないのでしょうか。 死亡したことによって居住できなかった年分につ... -
628.出資配当金と確定申告
6月に農協の出資金について、配当金15,000円(所得税3,063円控除前)を受け取りました。この配当金は、確定申告する必要はありますか。 申告不要(確定申告をしないこと)にすることも申告することも自由に選べます。なお、申告不要を選択した場合でも、... -
624.電子申告による準確定申告
令和2年に死亡した人からは準確定申告もe-Taxによる電子申告が可能になったと聞いたのですが、詳しく教えて下さい。 青色申告特別控除(65万円)の適用を受けられるよう、令和2年1月6日以降に提出される令和2年分以後の所得税及び復興特別所得税の準... -
610.被相続人の未払医療費
長男である私は、以前から父と同居して、生計を一にしていました。数年前から父は体調を崩して入院していましたが、令和元年10月になって入院中に死亡しました。父の死亡後に、父の入院期間中の医療費について、病院が私に請求してきましたので、私が支払... -
609.青色申告特別控除(65万円)の要件
私は小売業を営む青色申告者です。毎年の確定申告で青色申告書を期限内に提出することにより65万円の特別控除、その他の特典を受けています。本年において、ワンルームマンション(1室)を購入し、新たに不動産所得を有することになりました。本年の特別... -
608.確定申告にあたって留意すべき事項(その2)
令和元年分の確定申告にあたって、どのような留意すべき事項がありますか。 以下、留意すべき事項をまとめました。 1.貸倒れの帰属年度 誤例:前年以前から未収となっていた家賃が貸し倒れになったので、本年分の必要経費とした。正解:不動産所得の収入... -
607.確定申告にあたって留意すべき事項(その1)
令和元年分の確定申告にあたって、どのような留意すべき事項がありますか。 以下、留意すべき事項をまとめました。 1.不動産所得の総収入金額 誤例:家賃収入のうち、本年中に入金されたものを収入とし、未入金部分は翌年以降の収入とした。正解:契約に... -
606.令和2年から適用される所得控除等について
平成30年度の税制改正で、令和2年から、年金受給者やサラリーマン、個人事業主に影響のある改正があったと聞きましたが、いろいろな金額が出てきてよくわかりません。簡単に教えて下さい。 平成30年度の税制改正により、基礎控除・公的年金等控除・給与所... -
604.家族信託の手続・課税関係について
私(甲)はテナントビルを所有していますが、80歳を超え、健康に不安を抱えているため、不動産管理を頼りにしている長男に任せたいと考えています。家族信託を利用したいのですが、どのような手続及び課税関係になるのか、概要を教えて下さい。 甲さんが不...