-
121.葬儀費用の詳細
先日父が亡くなりました。近年は葬儀も簡素化の傾向にあるようですが、実家の近くの斎場で、家族や親戚、たくさんの知人、友人に見送られて黄泉の国へ旅立ちました。葬儀費用を精算したのですが、相続税の申告においてはどこまで計上して良いかさっぱり分... -
211.令和6年度JA資産管理事業研修会Ⅰ─売買媒介の留意点と動向─「直近の不動産を取り巻く情勢」
JA全中では、8月28日と29日の2日間、「令和6年度JA資産管理事業研修会Ⅰ─売買媒介の留意点と動向─」を開催しました。研修会での講義のうち、本稿では野村不動産による「直近の不動産市場を取り巻く情勢」についての講義を紹介します。なお、以下に掲... -
230.災害ハザードマップと土地利用
1.はじめに 線状降水帯が頻繁に発生するようになり、大雨洪水被害もたびたび発生しています。特に、2024年1月に大規模震災被害のあった能登地方で甚大な水害が発生し、自然災害の猛威を前に言葉がありません。甚大化する自然災害に対し、事前に情報を発... -
306.解散した会社について
はじめに 今回は、解散した会社に関する説明をしたいと思います。亡父や祖先が設立した会社名義の建物がそのまま自宅敷地に残っていたり、隣地所有の会社が解散したため境界等の交渉をどうするのかなどの相談が寄せられています。会社が解散決議をする場合... -
608.借地上の施設の修繕義務
AがBにA所有地を一般定期借地契約で貸しています。この土地は斜面地を造成したもので、地下車庫(シャッター付き)を作って土地を貸し、Bが地下車庫の上に建物を建てていました。 今回、BからAに、地下車庫のシャッターが故障したとの連絡がありまし... -
607.電気代等未納な借家人への対応
テナントに建物の一部を貸しています。 電気、ガス、水道代については、建物のオーナーが電力会社等に一括して支払い、各テナントにはその使用に応じて請求しています。 テナントの一社ですが、家賃は支払うものの電気代等の支払いがありません。その期間... -
720.住宅ローン控除の令和6年改正
念願のマイホームを購入することにしました。住宅ローン控除について教えて下さい。また、親から少し援助してもらう予定です。住宅取得等資金贈与の非課税特例と住宅ローン控除は併用できますか。 今回の令和6年改正では、子育て中の世帯や若い世帯にフォ... -
719.住宅取得等資金贈与に係る非課税特例の改正
娘(40歳)が家を建てることにしたようです。可能な範囲でいくらか援助しようと思っていますが、やはり贈与税がかかるのでしょうか。 マイホーム取得のための資金援助を目的とした贈与は、一定の要件を満たせば贈与税は非課税となります。今年(令和6年)... -
7.三方よしの生産緑地貸借
「都市農地の現場から」第7回は、「三方よしの生産緑地貸借」です。農地法第2条の2により農地所有者等は農地を「適正かつ効率的な利用を確保するようにしなければならない」とされています。しかし、様々な事情により自分で農作業をすることが難しい場... -
210.JAみどりによる「2022年問題」対応
農林中金総合研究所 石田 一喜 生産緑地が指定から30年を迎える2022年に一斉解除となり、地価の下落につながるなどの懸念は、いわゆる「2022年問題」として、多くの社会的関心を集めてきた。 しかし、特定生産緑地制度の創設を含む17年の生産緑地法の改...