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575.施設建設契約の署名等について
組合員は高齢ですが、判断能力はまだあります。今般、施設建設契約をJA側と締結して建物を建てる予定です。 組合員から、署名押印すれば住所を書かなくてもいいかとの問い合わせがありますが、どうでしょうか。 組合員の娘さんが署名押印しましたが、娘... -
688.時効取得の課税関係
私の自宅敷地の一角に、国が所有している土地があります。なぜこの部分だけ国が所有しているのか経緯は不明です。自宅建物は平成3年に建て替えていますが、以前より自宅敷地として利用しています。この度「時効によりこの土地を自分の所有にできるが、税... -
687.年の中途で譲渡した場合の減価償却
所有している賃貸アパート(木造)を、令和5年3月31日に売却しました(便宜上、土地の売却代金は考慮していません)。 譲渡対価:15,000,000円 取得年月日:平成20年1月1日 取得価額:40,000,000円 償却方法:定額法 耐用年数/償却率:22年/0.046 期首... -
194.農住まちづくり活動の支援「竹林まちづくり農業体験農園」の取り組み/JAみえなか
三重県松阪市にある「竹林まちづくり農業体験農園」は、全国的にも珍しい住宅地開発の“まちづくり”と一体となった農業体験農園であり、遊休農地を有効活用し、複数の農家による協議会が運営し、JAが事務局としてその運営を支援している。本格的な農業体... -
第18回.「Ⅱ 取引条件に関する事項」その1
今回から、国土交通省「宅地建物取引業法の解釈・運用の考え方」の別添3・重要事項説明の様式例(以下、単に「別添3」と略)のうち、Ⅱ 取引条件に関する事項について、重要事項説明書の書き方・説明の仕方を解説します。なお、別添3の第五面にある「14 ... -
213.定期借地権の経緯と比較
1.はじめに 定期借地権制度は1992年(平成4年)8月1日に施行された借地借家法により創設されました。借地借家法はそれまでの借地法、借家法、建物の保護に関する法律(建物保護法)の三つの法律を廃止して成立した新たな法律です。借地法が規定する借... -
289.養子縁組の無効
【事案】 Aは4男2女の6人兄弟姉妹であり、Aは二男、Yは四男である。 Aの父母はすでに死亡している。 Aは二男であるが、A家の跡取りになることを、Yを含めた他の兄弟姉妹は同意していた。 Aは平成2年1月に砂利販売等を目的とする会社を設立し... -
574.定期借地契約の内容変更
組合員が自分の土地をある団体に貸しています。20年間の事業用定期借地契約ですが、今般、借地人から、建物を増築したいとの申し入れがあります。組合員は同意していいと言っていますが、この場合、どのようにすればいいでしょうか。 1.建物の増築ですの... -
573.工作物の設置の瑕疵について
駐車場にあるフェンスが曲がって駐車していた車にキズがつきました。車の所有者から、フェンスは土地の工作物なので、所有者である貸主に責任があると言っています。責任は生じるのでしょうか。 1.フェンスが曲がった原因は何でしょうか。第三者がフェン... -
686.土地の譲渡と固定資産税
私は、自己所有の土地を令和5年2月末に譲渡しました。その後、5月になってこの譲渡した土地の固定資産税の納税通知書が届きました。これは、私が支払うのでしょうか。 固定資産税は、その年1月1日の所有者に納税義務があります。納税通知書が届いた時...