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587.宅建業の許可の有無
組合員からの質問です。 今から約16年前に、親戚の建物の一部が組合員所有地に越境していたので、その部分を親戚に売却しましたが、登記をそのままにしていて、今年、所有権の登記を移転しました。代金は、半分を売却時にいただいています。 その後、今回... -
700.複数の償却資産税の申告先
私はもともと東京都杉並区にアパートを1棟所有していました。自宅は東京都調布市です。今年9月に母が亡くなり佐賀県唐津市にある実家近くのアパート1棟を相続しました。それぞれ所在する市町村が違う場合の、償却資産税の申告先について教えて下さい。 ... -
699.マンションの新たな相続税評価について
私は現在、高層マンションに住んでいます。以前は庭付きの戸建てに住んでいましたが、10年ほど前に住み替え、今の住まいを妻共々とても気に入っています。ひとつ気になるのが、最近マンションの相続税評価額が上がるという話を聞いたことです。詳しく教え... -
200.都市農業に関する意見交換会・座談会-ポスト「2022 年問題」の都市農業 都市農業の承継に向けて-
都市農業においては、2022年に約9割の生産緑地が特定生産緑地に移行したことで、懸念された生産緑地の減少を最小限に抑えることができた。しかし、今後世代交代が加速する中で、都市農業を次世代へと継承し、持続可能な都市農業を実現していくことは、農... -
第24回.特約条項 3
前回は不動産取引において相手方の契約目的を特約として記載しておくことが、将来の紛争を避けるために必要である点を解説しました。一方、もし不動産に瑕疵(キズ)があれば、相手方の利用目的とは関係なく、それを告知しておく必要があります。今回は相... -
219.長屋形式の賃貸住宅で特徴を持たせる
1. はじめに 日本の人口が減少期に入っていることはよく知られています。人口減少が社会にどのような変化をもたらすかについて明確に想像することはたやすいことではありませんが、5歳年齢別の人口構成をみると容易ならざる時代が到来することに気づき... -
295.危険負担、契約不適合等について
【はじめに】 今回は適当な裁判例がないので、建物売買に関する危険負担、瑕疵担保、契約不適合、債務不履行について説明したいと思う。 説明のための事例として、建物所有者Aが自分の建物(A建物)を買主Bに売却したとする例を前提としたい。売買契約... -
586.土地の時効取得
B地の所有者は、昔からイロを直線で結ぶラインを境にB地を駐車場として第三者に貸していました。A地の売却にあたり測量したところ、A地とB地の境界はイロを直線で結ぶラインではなく、ロハを直線で結ぶラインと判明し、AとBとは境界の確認をしまし... -
585.包括受遺者の放棄と遺産の帰属
死亡したAは公正証書遺言を作成しており、自分の財産を相続人B、CのうちBに2分の1の割合で相続させ、B、Cの子供(Aからすると孫)D、Eに4分の1の割合でそれぞれ遺贈するとしていた(DはBの子、EはCの子)。A死亡のあとEが遺贈を放棄し... -
698.社会保険料控除
賃貸アパートを2棟所有していて、毎年確定申告をしています。生計一の妻の年金から天引きされている後期高齢者医療保険料を、私の社会保険料控除に含めることはできますか。 奥様の年金から天引き(特別徴収)されている場合には、あなたの社会保険料控除... -
697.障害者控除
私は母と同居していて、母は介護保険法により要介護認定を受けています。私の確定申告の際に、障害者控除を適用することはできますか。 要介護認定を受けただけでは、障害者控除の適用はありません。お住まいの市区町村長から「障害者控除対象者認定」を受... -
218.定期借地権戸建て住宅地の区画割~路地状敷地の相互利用~
1.はじめに 定期借地権制度は1992年(平成4年)8月1日に施行された借地借家法により創設されました。3種類の定期借地権のうち、一般定期借地権(借地借家法22条1)はローリスク・ローリターンの事業手法として資産管理に用いますが、注意も必要です...