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415.他人物売買について(その2)
1.業者AはCから土地を取得後、B(個人)に土地を転売しようと考えています。AはCから土地を取得する前にBに転売する契約をすることができますか。 2.上記の場合、土地が農地なのでAは農地法5条の転用許可とする予定です。この場合でもAはBに... -
413.未完成物件等の売買について
1.売主を個人、買主を業者とする土地の売買契約の仲介を予定している。買主は土地を購入したあとに開発許可を予定。売買契約にあたっては「開発許可が受けられないときは、売買契約を解除する」旨の特約をつけて契約をすることは可能か。2.売主を業者... -
412.コインパーキングの転貸について
組合員がコンビニに土地を貸しています(事業用定期借地契約)。今般、コンビニから、違法駐車車両が多いので駐車場部分を業者に貸してコインパーキングにしたいとの申し入れがありました。どのようなことに注意すればいいでしょうか。 1.駐車場部分に... -
410.相手方の破産と免責
組合員AがBにお金を貸していますが、調べてみると、Bがウソをついてお金をAから詐取したようです。借用書の住所もデタラメでした。 AはBに対する刑事処分を希望していますが、Bは破産すると言っています。 Bが破産した場合、Aの貸金はどうな... -
411.共同賃貸人の預金口座の差押
私AはBと共同のビルを所有して、BとともにCにビルを一括賃貸しています。 B自身に対してDが貸付金を有しており、Bに対してDへの支払いを命ずる判決を得たようです。 実は、ビルの賃料はBの口座へ入金され、Bから私AにAの取得分を支払って... -
408 . 地中の埋設物について
土地を売却したところ、地下からアスファルトがらが多数出てきたと言われました。 買主は契約の解除を主張していますが、これに応じる必要はありますか。また、「がら」の撤去はどこまでが必要でしょうか。 1.売却した土地の地下から「アスファルトが... -
409 . 農地の信託などについて
農地を信託することはできるのでしょうか。また、信託の仮登記は可能ですか。 信託をしても、遺留分の問題があるとのことですが、どういう場合でしょうか。 1.農地については、農地法3条2項3号で信託は認められていません。ただし、同条2項本文但... -
407.相続欠格事由と執行猶予
父A、母B、ABの子には長男C、長女Dがいます。 Cは父Aを殺害したため殺人罪で起訴され、現在、刑事裁判手続中です。 AはJAに口座を有しており、貯金がかなりあります。この状態で長女Dから貯金の払戻請求を受けたとすると、法定相続分はど... -
406.会社分割と賃借権譲渡
X社との間で期間20年間の事業用定期借地契約を締結し、現在、残りの期間が5年間となっています。 先日、X社より、ビジネスホテル部門について会社分割をして、借りている土地に建っている建物2棟のうち、ビジネスホテル1棟についてはY社の名義に... -
405.遺言と寄与
Aは独身で子供はいません。Aには5人の兄弟姉妹がいましたが、そのうち2人はすでに死亡しており、死亡した兄弟姉妹にはそれぞれ子供がひとりづつ、BとCという子供がいます。 Aは兄弟姉妹の子であるBをかわいがり、自分の全財産をBに相続させる... -
404.建築確認に対する不服申立て
市の道路の西側に接して細長い土地を組合員が保有しています。その土地のさらに西側の隣地は第三者の所有地ですが、今般、その隣地の土地上に建物の建築確認が認められました。 建物を建てるには建築基準法上の道路に建物の敷地が接している必要があり...