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426.二筆にまたがる建物と借地契約
組合員AはA地を所有し、その隣にB所有のB地があります。BはA地とB地の二筆にまたがってひとつの建物を所有して、その建物でレストランを経営しています。 AとBは親類なのでA地についての契約書の作成はありません。Aとしては地代をもらって... -
424.所有地内墓地と相続
組合員の所有地内にご自宅の墓地がありますが、土地の名義は3代も前のままです。固定資産税はかかりませんが、このままでいいでしょうか。組合員は、自分だけが時効取得できるのでこのままにしたいと言っています。 1.墓地については未分割のようです... -
425.駐車場の一時使用貸借について
A地とB地とは隣接しており、A地はAが、B地はBが所有しています。 30年位前にA地の上のA所有建物をCが店舗として一時使用する契約をしています。そのときにBはB地をCに駐車場としての一時使用貸借をしました。 Bとしては、30年も経過した... -
423 .土地の一部の時効取得について
組合員からの質問です。組合員AはA所有のA地の隣地であるB所有のB地の一部をA地の範囲と思って長年にわたって耕作していました。 最近、A地とB地との境界を調べたところ、A地に含まれていると思っていた土地がB地の一部だったことが判明しま... -
422.事業用定期借地契約の期間延長
組合員が事業用定期借地権で土地を貸しています。平成15年の契約で期間は15年間です。 今般、借地人と協議し、契約期間を延長しようと考えています。延長期間は10年間です。期間満了の前に合意書を作成する予定ですが、期間の延長は可能でしょうか。 1... -
421 . 事業用定期借地の期間延長等について
組合員がある業者に土地を建物所有目的で貸しています(事業用定期借地権)。期間は20年間でもうすぐ期間が満了します。 2年前、借地人との間で合意書を作成し、当面の間は賃料減額の請求を借地人はしない旨を明記しています。当事者間では当面の間を... -
420.家賃減額請求について
H5年に建物を2年の期間で貸しておりますが、H7のときに更新契約書を作成することなく、今日に至っています。 先日、借主より賃料減額の請求があり、家賃について数年前にわたって高い家賃を支払っていたから、相場より高い家賃を返してくれと言っ... -
419.旧農地法による更新拒絶
組合員が昭和56年から農地を貸しています。 期間が4年間とされている当初の契約書はありますが、その後、契約書を作ることなく今日に至っています。 地代が固定資産税に比べて低いことや、周辺がすでに宅地になっています。組合員としては解除したい... -
418.相続対策と借地人
組合員が約600坪の土地を有しています。この土地の一部約40坪には借地人がいて、この借地人が建物の建替えを希望しています。 組合員としては、他にも財産があり、この土地を処分して自分に相続が発生したときの納税資金に充ててもらいたい考えで、でき... -
417.建物敷地内施設による損害
組合員がアパートを所有し、入居者に賃貸中です。 先日、入居者が2階にある自宅に戻るにあたり、敷地内の雨水マスの上に足をかけたところ、雨水マスの蓋が破損していたため足をとられ転倒し、けがをしました。 入居者からけがに関して請求が来ていま... -
416.建築中の建物の請負契約と遺言書
組合員がアパートを建築中に亡くなりました。遺言書があり、建築中のアパートの底地については長男が相続することになっています。この場合、アパートの建築契約も長男が承継するのでしょうか。長男は遺産分割協議書は作成しないと言っています。 1.請... -
414.未完成物件等の売買について(その2)
1.A(個人)はB(業者)に土地を売却したいが、Bは土地購入のあと開発許可を得る予定である。 AB間の売買契約にあたり、開発許可が得られないときには、契約を解除する旨の条件をつけても構わないか。 2.業者CはD(個人)に造成予定の土地を売...