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486.私道と先代名義
Aが居住している地区と離れた地区にAとBとが各2分の1の持分を有する私道があることが判明しました。Aの持分と言っても、登記名義を確認すると、Aの祖父の名義となっており、Bについても、おそらくBはかなり以前に亡くなられていると思います。 A... -
485.成年後見と借地権譲渡
Aが所有する土地をBが事業用に借地している。今回、Bから借地契約の解約申し入れがあったことから、JAに対して、Aの家族より新しい借地人を探して欲しいとの要請がありました。Bとしては、Aが了解するなら新借地人に借地権を譲渡することを考えて... -
484.契約関係の不明な借地契約
経過は以下のとおりです。 土地は現在Ⅹ所有。その土地上に建物があり、BからCに譲渡され、Cが死亡したあとYが所有しているようだ。その建物は平成5年に建て替えられている。XY間で、口頭で年間○万円の地代としてⅩがYに土地を貸すこととしていた。... -
483.地中の埋設物について
2年前に組合員がある会社から土地を購入しました。 ここは元駐車場で、アスファルトが敷かれていました。(組合員は商業用ビルを建てる予定です。) 最近、ビルを建てるため土地を掘ってみたところ、アスファルトの下に浄化槽が埋まっていましたの... -
482.親子の相続放棄
Aには妻Bと未成年の子Cがいましたが、Aは最近亡くなりました。 妻Bと子Cは、Aの相続を放棄する予定です。BはCの法定代理人としてCの相続放棄手続きを行えるのでしょうか。また、放棄手続きにあたり、戸籍謄本はB、Cのそれぞれの申立て用に... -
481.遺言と登記
Aには妻子がなく、弟Bと妹C(故人)がいます(父母はすでに死亡。)。 Aは故人Cの夫Dに遺言書を残しており、AとDが共有の土地建物のAの持分をすべてDに相続させる内容になっています。 AD共有の土地建物には、Aを含めてCD夫婦の子EF... -
480.所有者でない者からの事業用定期借地
組合員A所有の土地をAの家族が代表者であるB社が無償で借り、その土地をB社の名前でC社との間で事業用定期借地権設定契約をしました。(このことはAも了解しています。) B社はAから土地の使用貸借の権利しか取得していませんが、C社との間で... -
479.テナントの破産と借家権譲渡
テナントビルの一部屋を借りているエステサロンが破産しました。未払賃料はまだ1ヶ月くらいで、敷金は賃料の6ヶ月分預かっています。 先日、破産管財人の弁護士から借家権を別のエステサロンに譲渡したいので、承諾いただけないかとの連絡がありました。... -
478.売買契約と固定資産税の清算
組合員が地目農地の土地を売買しました。売買前に宅地転用の申立てをしていましたが、売買契約時には地目は農地のままでした。 売買契約時に売却土地の固定資産税通知が来ていませんでしたが、昨年と同様に農地としての課税と考え、これを前提に契約のと... -
477.アパートの借主の死亡
アパートにひとりで居住している70 歳の方が死亡されました。身内から連絡がとれないとのことで部屋に行ってみたところ、死亡されており、死体検案書では、死亡日が3月9日と推定、死亡原因は心筋梗塞となっており、発見は3月11 日でした。遺体に損傷... -
476.駐車場の貸主の変更
組合員(ア)が土地を所有して、その土地を駐車場として何人かに貸していました。 (ア)はこの土地を娘(イ)に贈与しました。今は駐車場の貸主は(イ)ですが、今後は(イ)の夫(ウ)の名前にしたいと考えています。 この場合、(イ)が(ウ)に土... -
475.賃貸借契約における保証人の極度額について
来年、改正された民法が施行されると賃貸借契約における借主の保証人について、保証金額の極度額を決めることになっています。 極度額はどのくらいにすればいいのでしょうか。また、改正法施行前に契約を締結していた場合、更新が施行のあとでも従来と...