2018年– date –
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451.いわゆる居抜き賃貸借と原状回復
テナントビルの借主が撤退するにあたり、新しいテナントを紹介してきています。内装はそのままとして承継させたいとのことです。オーナーとしてはそれでも構わないと言っていますが、どんなことに注意するべきでしょうか。 1.賃借権の譲渡にするのか、... -
第15回 法令上の制限⑪「その他法令上の制限の調査(その5)」
今回は「水(みず)」に関する法令をとりあげて解説します。宅建業法第35条(施行令第3条)では、みずに関して次の表1のような法令について説明が義務付けられています。今回は下表のうち、代表的な「河川法」について解説します(以下、法令名称の記載... -
564 . 手付金受取り後に土地の売買契約を解除した場合について
私は所有する土地を、A氏に1,100万円で売却する契約を結び、手付金100万円を受取りました。その後、B氏からその土地を1,700万円で譲って欲しいとの打診を受け、B氏に売却することにしました。A氏との契約書に、契約を破棄する場合には手付金を返金す... -
129 .新たな都市農地の借り手のニーズと見通し/秦野市における新規就農者アンケート調査より
都市農業振興の新たな施策の方向性として、都市農業の担い手の確保が大きな課題とされ、農地所有者自らが営農継続困難な場合であっても、農地所有者以外の意欲ある都市農業者等も有効に活用できるよう、生産緑地を対象として、貸借を円滑化するための新た... -
450.賃料支払約束と解除
組合員が貸主となっているテナントビルの借主が、数年にわたって賃料の支払いが遅れています。全く支払わないわけではなく、大体3~4ヶ月の滞納状態が継続しています。 昨年、借主と話し合い、未払賃料の金額を確認するとともに、未払賃料の支払時期... -
563.同一事業で年をまたがって収用された場合について
市の国道拡幅工事のために、平成30(2018)年5月に私の所有するA土地が2,000万円で収用されました。その後、同じ国道拡幅工事について、別の場所にあるB土地を6,000万円で収用したい旨の打診がありました。B土地の収用は、平成31(2019)年2月に収... -
第14回 法令上の制限⑩「その他法令上の制限の調査(その4)」
今回は「道(みち)」に関する法令をとりあげて解説します。ここでいう「道(みち)」とは、道路だけでなく空路や経路なども含まれており、宅建業法第35条(施行令第3条)では次の表1のような法令が掲げられています。 今回は下表のうち、代表的な「... -
128 .静岡市における都市農業振興基本計画(地方計画)の策定
都市農業振興基本法が2015年4月に制定され、これに基づき国の計画として2016年5月に「都市農業振興基本計画」が決定された。さらに地方自治体による「地方計画」を定め、それぞれの地域において、都市農業振興の方針を明確化し、支援施策等を講じる必... -
561 . 自宅を取り壊して敷地を売却した場合について
今年5月、私(甲)は、A市に新しい自宅を購入し引越しましたが、B市にある旧自宅を11月に売却しました。その売却を早期円滑に行うため、旧自宅を取り壊し、その敷地を更地として売却しました。売却関係の土地と建物の資料は、次の通りです。今年の申... -
562 . 増改築等が行われた家屋の評価について
私の父は、自宅について今年の3月に増改築をしました。その後、10月に亡くなりました。父の相続税の計算の際に、自宅の評価はどのように行うのでしょうか。 家屋の評価は、相続開始年の固定資産税評価額に倍率(1.0)を乗じて計算します。増改築等の...