2018年– date –
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131.「秦野で初めての体験型農園がJA等支援により開園/JAはだの
神奈川県の秦野市において、初めての体験型農園「名水湧く湧く農園」が今年4月に開園した。本誌2017年6月267号でも、体験型農園の開園に向けて準備を進めていることを紹介したが、これが予定どおりこの春開園することができた。 この農園の開園準備に... -
156 . 共同住宅の屋根裏の界壁
1.共同住宅の界壁 共同住宅の戸境壁は防火、遮音など、居住の安心と安全のために重要な役割を果たします。建築基準法施行令114条(建築物の界壁、間仕切壁及び隔壁)は、長屋または共同住宅の各戸の界壁は、準耐火構造とし、小屋裏又は天井裏に達せし... -
569 . 非居住者が家屋を貸した場合について
私の息子(A)はサラリーマンで、今年の6月から3年間の海外勤務をする予定です。出国後、息子の自宅は、息子の友人(B)に居住用として賃貸する予定です。また、海外勤務にあたり、私が息子の納税管理人になるよう頼まれています。私の息子のような... -
457.田の時効取得
長年にわたり、田を所有者から借りて小作料の支払いを継続しています。 ところが、ここ数年、田の所有者の所在が不明となっており、小作料の支払いができない状態です。 私としては、耕作している田を時効取得したいのですが可能ですか?また、田を返... -
231.不動産と商事留置権について
はじめに 今回は民事留置権及び商事留置権について説明したいと思う。 まず、平成29年の最高裁判所の判決があるので紹介をする。 事 案 XとYはそれぞれ事業を営む会社であり、土地所有者XはYに対して、土地を賃貸していた。 XY間の土地賃貸... -
454 . 公務員による資産管理
公務員である組合員の息子さんが、父からアパートその他の資産を相続する予定です。 家賃や駐車場収入などを得ることは、公務員の副業禁止に該当するのでしょうか。 1.ご質問を整理すると、公務員である組合員が、相続によって取得した不動産から生じ... -
455.土地所有者が建物の貸主の保証人になること
組合員が死亡し、土地を配偶者Aと長男Bが持分2分の1ずつ相続しています。 このたび、この土地の上にテナント用建物を建築し、テナントに建物を貸す計画があります。建物は今のところB名義にしようと考えています。そして、土地と建物との利用関係... -
230 . いわゆる空家特措法について
はじめに 今回は適当な裁判例がなかったので、平成26年に成立した、いわゆる空家特措法(正式には空家等対策の推進に関する特別措置法)についての説明をする。 法律の目的 適切な管理がなされていない空家等が、防災、衛生、景観等、地域住民の生活環... -
155.賃貸借に係る経済的対価 ~契約一時金を考慮した実質賃料~
1.定期金の支払い時期 賃貸借契約では、賃貸人は賃貸物を引渡す義務がある(債務者)一方、賃料を受領する権利があります(債権者)。他方、賃借人は賃貸物の引渡しを受ける権利がある(債権者)一方、賃料を支払う義務があります(債務者)。賃貸借契... -
567 . 交換で取得した資産を直ちに譲渡する場合について
私は、Xさんと宅地の等価交換を行う予定です。それぞれの宅地の時価は同額(3千万円)ですが、Xさんは交換で取得したA宅地をすぐに第三者に売却する予定だそうです。私は、交換で取得するB宅地を、A宅地と同じ用途の宅地として利用する予定です。 ...