2018年– date –
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577 . 住宅取得等資金の贈与の特例について(その1)
私は、今年(平成30年)の8月に建売住宅(家屋の床面積180㎡)の購入契約をしました。この土地・建物の購入資金について、私の父から資金の援助を1,500万円受けました。この家屋は、省エネ等住宅ではありません。私の今年の収入は給料だけなので、年収... -
160 . 不動産投資の新しい考え方 ~認証制度の創設~
1.ESG投資に対応する不動産 国土交通省はESG投資に対応する不動産制度の検討を始めました。ESG投資は、地球の持続可能性を確保するためには、環境(Environment)・社会(Society)・ガバナンス(Governance)に配慮した投資を重視すべきとす... -
137.【相続・事業承継に関する後継者インタビュー】 相続時に就農済み後継者に事業承継したケース2
JA全中 中山 健太郎 過去2回に引き続いて、実際に相続・事業承継を経験した若手後継者の具体的事例を取り上げさせていただき、その経験談と提言等について、取材した内容を紹介したい。 今回は前回同様、父親の相続の発生時に就農済み後継者が事業承... -
576.代償金を支払った場合の相続税額の取得費加算について
平成29年9月22日に父が死亡し、相続税の申告書を平成30年7月15日に提出しました。相続人は、私と妹の2人です。遺産の分割は終了しており、私が遺産のすべてを相続し、妹には5,000万円の代償金を支払うことになりました。(「代償分割」といいます)こ... -
136 . 《一般社団法人東京都農住都市支援センター》「第15回資産管理・都市農業実態調査」結果解説〜その3 〜資産管理で組合員が困っていることとJAへの期待
(株)協同経済経営研究所 上席研究員 櫻井 勇 <資産管理で困っていること> ~増加する相続対策と農地の耕作 資産管理上で困っていることを聞いたところ、一番多いのは、「固定資産税の増加」で、50 .1%を占め、次いで「相続対策」48 .9%、「賃... -
462.普通借地を含めた定期借地について
組合員5名が所有する土地を一体として、ある会社(X社とします)に事業用目的で貸すことになりました。5名のうち4名は事業用定期借地契約でOKですが、1名(A氏とします)は普通借地を希望しています。 公正証書を作成するときに、単独での解約... -
135.【相続・事業承継に関する後継者インタビュー】 相続時に就農済み後継者に事業承継したケース1
前回に続いて、実際に相続・事業承継を経験した若手後継者の具体的事例を取り上げさせていただき、その経験談と提言等について、取材した内容を紹介したい。 今回はその第2回として、父親の相続の発生時に就農済み後継者が事業承継をした1つの事例を紹... -
234 . 相続分の譲渡と特別受益
事 案 Aは平成元年に死亡。その時点の法定相続人は配偶者B、ABの子X1X2Yの合計4名。 平成5年、BはYに自分の相続分(Aの相続における法定相続分である2分の1)をYに譲渡(無償)。 同様にX2も自分の法定相続分(Aの相続における法定相... -
463 .定期借家における賃貸建物の追加
組合員がテナントに建物を定期借家契約で賃貸しています。 今般、テナントから、同一敷地にもう一棟建物を建てて貸して欲しいとの要請がありました。貸主としては、これに応じてもいい考えです。 現在の定期借家契約の覚書のような形で建物を追加すれ... -
第17回 法令上の制限⑬「その他法令上の制限の調査(その7)」
今回は「水(みず)」に関する法令のうち、「港湾法」をとりあげて解説します。港湾付近で取引するケースはあまりないと思いますが、知識を身に付けておかないと実際の取引で調査ミスにつながるので注意が必要です。 港湾法に関し、宅建業法第35条(施行...