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479.テナントの破産と借家権譲渡
テナントビルの一部屋を借りているエステサロンが破産しました。未払賃料はまだ1ヶ月くらいで、敷金は賃料の6ヶ月分預かっています。 先日、破産管財人の弁護士から借家権を別のエステサロンに譲渡したいので、承諾いただけないかとの連絡がありました。... -
478.売買契約と固定資産税の清算
組合員が地目農地の土地を売買しました。売買前に宅地転用の申立てをしていましたが、売買契約時には地目は農地のままでした。 売買契約時に売却土地の固定資産税通知が来ていませんでしたが、昨年と同様に農地としての課税と考え、これを前提に契約のと... -
477.アパートの借主の死亡
アパートにひとりで居住している70 歳の方が死亡されました。身内から連絡がとれないとのことで部屋に行ってみたところ、死亡されており、死体検案書では、死亡日が3月9日と推定、死亡原因は心筋梗塞となっており、発見は3月11 日でした。遺体に損傷... -
476.駐車場の貸主の変更
組合員(ア)が土地を所有して、その土地を駐車場として何人かに貸していました。 (ア)はこの土地を娘(イ)に贈与しました。今は駐車場の貸主は(イ)ですが、今後は(イ)の夫(ウ)の名前にしたいと考えています。 この場合、(イ)が(ウ)に土... -
20.法令上の制限⑯「その他法令上の制限の調査(その10)」
今回は「崖(がけ)」に関する法令のうち、「土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律(以下、土砂災害防止法という)」をとりあげて解説します(以下、断りのない限り条文は土砂災害防止法を表します)。 1.土砂災害防止法とは ... -
475.賃貸借契約における保証人の極度額について
来年、改正された民法が施行されると賃貸借契約における借主の保証人について、保証金額の極度額を決めることになっています。 極度額はどのくらいにすればいいのでしょうか。また、改正法施行前に契約を締結していた場合、更新が施行のあとでも従来と... -
473. 定期借家への切り替え
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469 . 反社会的勢力に関する事前確認
組合員が土地や建物の取引をするにあたり、契約書の中には当事者が反社会的勢力ではないこと、もし該当したときには、直ちに契約の解除ができる旨を明記しています。 ところで、取引をする前に、取引の相手方が反社会的勢力か否かを調べるにはどうした... -
468 . 駐車場の目的外使用について
組合員が駐車場を借主に一括して貸しています。駐車場契約では組合員の所有するアパートの入居者用の駐車場として使用することとなっており、入居者以外の者には貸さない約束になっています。 しかし、組合員が調べたところ、入居者以外の方に駐車場と... -
466 .契約解除と賃料支払
テナント物件の賃貸借についての質問です。ビルの一部屋に事務所が入居していますが、賃料の未払いをしばしば繰り返します。 今回、3ヶ月以上未払いなので、催告のうえ契約を解除しました。退去の要請をしたところ、未払賃料が振り込まれてきました。 ...