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129 .新たな都市農地の借り手のニーズと見通し/秦野市における新規就農者アンケート調査より
都市農業振興の新たな施策の方向性として、都市農業の担い手の確保が大きな課題とされ、農地所有者自らが営農継続困難な場合であっても、農地所有者以外の意欲ある都市農業者等も有効に活用できるよう、生産緑地を対象として、貸借を円滑化するための新た... -
128 .静岡市における都市農業振興基本計画(地方計画)の策定
都市農業振興基本法が2015年4月に制定され、これに基づき国の計画として2016年5月に「都市農業振興基本計画」が決定された。さらに地方自治体による「地方計画」を定め、それぞれの地域において、都市農業振興の方針を明確化し、支援施策等を講じる必... -
125.相続・事業承継支援の取組みに関するJA報告/JAやまがた
相続・事業承継支援対策は、組合員の世代交代への対応として、組合員の相続を総合的にサポートする支援・相談体制の構築が重要となっている。また、特に都市部のJAにおいては、相続後の長期的な視点を持った組合員の資産管理をサポートすることが必要で... -
124.地域住民を農家に育成「小農家育成基本プラン」/JA広島中央
JA広島中央では、農業者の高齢化や後継者不足、耕作放棄地の増加などの現状を踏まえ、農業に興味・意欲のある地域住民に門戸を広げ、野菜作りの体験、産直市への出荷者(小農家)育成、職員教育を目的とした農園を、平成27年に開設した。 休耕地だったJ... -
123.体験型農園の一定普及地域における特色ある農園やJAの役割の検討(JA東京むさし管内を例に)
体験型農園と言えば、練馬区の農業体験農園が最も有名であり、同区内には全部で17園、合計区画数は1,857にも及ぶ。おそらく最も体験型農園の密度の高いエリアであるが、今なお利用者の募集時には応募倍率は平均で2倍近くと、需要供給を大きく上回っている... -
122.地域・市民とともに育む都市農業と体験型農園への展望/JAさっぽろ・札幌市
札幌市は明治の開拓初期から、札幌農学校(現在の北海道大学)を拠点として、寒冷地北海道の大規模農業経営において重要な役割を果たしてきた。人口200万人近くにも及ぶ大都市に発展した現在、都市の農業・農地が持つ多面的機能の評価や、市民の農ある暮ら... -
121.体験型農園「マイ・ラーニング・ガーデン」の取組み/JAぎふ
JAグループは昨年9月に「体験型農園の普及に向けたJAグループの取組方針」を打ち出した。この取組方針を協議した「市民農園等研究会」のメンバーでもあるJAぎふでは、農家が園主となって利用者に作付けから収穫まで指導する体験型農園「マイ・ラ... -
120.市民農園・市民農業塾から新たな体験型農園の取組み―都市農地の担い手の確保・育成― /JAはだの
神奈川県のJAはだのと秦野市ではこれまで、多くの市民農園の開設や「はだの市民農業塾」による新規就農支援等を通して、主に市街化調整区域の農地の保全・活用を目的とする取組み実績があり、成果を挙げてきた。 一方、市街化区域においては、約100ha... -
119 .JA開設・農家組合管理の大規模市民農園「矢問農園」/JA兵庫六甲
兵庫県川西市にある大規模市民農園「矢問農園」が、この4月で10周年を迎えた。JA兵庫六甲が開設主体となり、地権者で構成する農家組合が管理運営を担っている。440区画もの多くの区画を有し、施設や管理の充実した市民農園として、広域からも集客する...