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239. 民法の改正(その5)
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472. 家族信託と遺留分減殺
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467 . 包括遺贈について
組合員が遺言を残しています。その内容は全財産を長男に相続させるものです。 この場合、死亡した組合員の債務については、誰が承継するのでしょうか。 全財産を長男に相続させるという内容からすると、この遺言は包括遺贈の遺言と思われます. 包括... -
236 .相続分の譲渡と遺留分減殺
事案 AB夫婦には子C、X、Yがいる。 DはYの配偶者であり、ABと養子縁組をしていた。 Bは平成20年12月に死亡した。 その時点の相続人は配偶者A、子であるC、X、Y、それに養子Dの5名である。 Bの遺産分割調停において、Bの配偶者Aと、... -
465 . 競売手続きによる遺産分割と通行地役権
A地は公道に面していないため、B氏の土地を道路として使用しています。 B氏が2年前に死亡し、通路の土地を含むB氏の所有地が遺産分割の対象となりました。 B氏の相続人は3人のようですが、最近、相続人のひとりから、B氏の遺産は裁判所で遺産... -
576.代償金を支払った場合の相続税額の取得費加算について
平成29年9月22日に父が死亡し、相続税の申告書を平成30年7月15日に提出しました。相続人は、私と妹の2人です。遺産の分割は終了しており、私が遺産のすべてを相続し、妹には5,000万円の代償金を支払うことになりました。(「代償分割」といいます)こ... -
234 . 相続分の譲渡と特別受益
事 案 Aは平成元年に死亡。その時点の法定相続人は配偶者B、ABの子X1X2Yの合計4名。 平成5年、BはYに自分の相続分(Aの相続における法定相続分である2分の1)をYに譲渡(無償)。 同様にX2も自分の法定相続分(Aの相続における法定相... -
461 . 遺言と民法改正
遺言があれば、遺産に第三者の登記が設定されても遺言が優先するとのことですが、民法改正でそうではなくなるのでしょうか。 1.遺言があれば、遺産に第三者の登記が設定されても遺言が優先すると考えてもいいと思います。 ただ、正式には、相続人に対... -
452 .遺留分減殺請求と遺産評価
父が遺言書を作成する予定ですが、事情があり、相続人のひとりには財産をあげない内容です。相続開始のあと遺留分減殺請求がなされると思いますが、遺産の評価はいつの時点の価額になるのでしょうか。 1.遺産分割協議の場合には、どの遺産を誰がいくら... -
229.遺留分減殺請求について
はじめに 今回は適切な判決がなかったので、相続開始に あたって、今ではあたり前となっている遺留分減殺請求についての説明をしたい。 権利者 遺留分を有する者は、兄弟姉妹以外の相続人である。直系尊属のみが相続人のときは、相続財産の3分の1、... -
562 . 増改築等が行われた家屋の評価について
私の父は、自宅について今年の3月に増改築をしました。その後、10月に亡くなりました。父の相続税の計算の際に、自宅の評価はどのように行うのでしょうか。 家屋の評価は、相続開始年の固定資産税評価額に倍率(1.0)を乗じて計算します。増改築等の... -
227 . 共同相続された預貯金の扱い(差戻審)
事 案 本件は本誌平成29年2月号で紹介した最高裁判所の事案(平成28年12月19日大法廷決定)の差戻審の決定である。 事案はやや複雑であるので、本誌平成29年2月号と同一の事案で説明したいと思う。 XはAの弟の子でAと養子縁組をしている。 Y...