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633.医療費控除について
今年、眼の視力回復のために、レーシック手術をしました。このレーシック手術は、医療費控除の対象になりますか。私は、毎年、事業所得を申告しており、今年は医療費控除を受けたい、と考えています。 視力回復レーザー手術(レーシック手術)とは、角膜に... -
167.事業承継支援実践研修会/JA全国担い手サポートセンター
JA全国担い手サポートセンターでは、昨年12月8日、「事業承継支援実践研修会」を開催した。研修会の中で、ケーススタディとして2つの県域から取組事例の報告があり、そのうち本稿では熊本県からの報告を中心に紹介する。なお、もう1つのJA金沢市の... -
第38回.流域治水関連法案の概要
今回は、今年(令和3年)2月2日に閣議決定された「特定都市浸水被害対策法(平成15年法律第77号)」の改正をはじめとする流域治水関連法案についてご案内いたします。関連法案は今国会での成立を目指している段階ですが、特定都市河川浸水被害対策法や... -
166.特定生産緑地制度への確実な移行に向けた全国説明会②
〔事例報告Ⅱ〕JAあさか野における取組み JA全中では昨年12月17日、「特定生産緑地制度への確実な移行に向けた全国説明会~2021年の取組みが鍵を握る~」を、オンライン形式のライブ配信で開催した。 今回は、前回に続いてその2回目として、JAあさか... -
第37回.法47条1号に関する事項(その8)-心理的瑕疵1-
今回から、宅建業法47条1号に関する瑕疵の最後のテーマとして「心理的瑕疵」に関する調査実務を解説します。 1.心理的瑕疵の種類と紛争 (1)心理的瑕疵とは 取引物件内で不慮の死などが発生した場合、日常生活において安全面の支障や著しい不安を感じな... -
186.長屋の建築規制-共同住宅と集合住宅の異同-
1.戸建て住宅と共同住宅のあいだ 戸建て住宅は一つの敷地に一つの住宅用建物が存在し、土地と建物を利用する権利を持つ者が排他的に使います。これに対してアパートなどの共同住宅は一つの敷地に複数の住戸が存在します。共同住宅の住戸を利用する権利を... -
262.敷金返還債務と建物の相続
【事 案】 今回紹介する実際の事案はやや複雑なので、事案を単純化して説明する。 Aは建物をⅩ社に賃貸している。 Aには子供BYZの3人がいる。 Ⅹ社の代表取締役は子供のBである。 Ⅹ社は貸主Aに対して敷金3,000万円を預託している。 Aが死亡し、建... -
520.工事途中での施主の相続
組合員Aのアパートについて、外装の塗装工事をしている途中にAが死亡してしまいました。Aの相続人は子BCDの3人ですが、BCDで協議し、そのアパートはBが相続する予定です。Aとの工事の請負契約の承継について、BCD三者を含めた承継文書を取... -
519.未成年の母の親権
組合員Aには18歳の娘さんBがいます。今回、Bが子供Cを出産しました。結婚はしていません。この場合、Cの親権者は誰でしょうか。BがCの父と結婚するとどうなるのでしょうか。 1.Bは未成年者ですので、民法833条により、Bの親権者であるAとAの... -
632.建設協力金を受け取った場合の収入計上額
私はA社から1億4千4百万円の建設協力金の支払いを受け、これを建設資金の一部として、私が所有している土地の上にビルを建設しました。このビルは、A社に20年間の契約で貸すことになっています。この建設協力金は無利息で、5年間据置き後、15年間、...