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441 . 古い借地契約について
土地所有者AはBに建物所有目的で土地を賃貸しています。 Bは地代をちゃんと支払っていますが、何十年も前からBが土地に建物を建てて居住しているため、AB間の契約書はありません。 Aとしては、今後の相続や更新料請求などを考えてBとの間の借... -
147.正味現在価値と内部収益率
1.投資分析の三要素 不動産の投資を考える場合の三要素として、価格、利回り、賃料があり、これらは相互に関係があります。つまり、 賃料=価格×利回り …(1)式利回り=賃料÷価格 …(2)式価格=賃料÷利回り …(3)式 の関係が成り立ちます。不動産... -
438.車庫の契約について
組合員所有の土地を借りたいという人がいます。 その人は土地の上に建物を建て、その中に自分の愛車約10台を入れたいとのことです。 組合員としては、土地を貸すのはいいが、いつまでも貸し続けるのは困る。何かのときに土地を返してもらえる方法はな... -
221.賃貸借契約の終了について
はじめに 今回は紹介に適切な判例がなかったので、賃貸借契約の終了についての説明をしたい。 JA職員などから賃貸借契約の終了についての質問を受けることがある。その質問内容を検討すると、民法や借地借家法の基礎的理解が十分でないと思われるケ... -
434.転借地人の地位
組合員AはBから依頼され、A所有地に事業用定期借地契約をBと締結予定です。BはCと同じグループ会社ですが、BからするとCは親会社的存在になります。 今般、A所有の土地について、CがBの借地権を転借したいとBCからAに要請がありました。... -
547.土地の賃貸と無償返還届出書について(その2)
A(個人)の所有する土地をB会社(同族会社・卸売業(不動産貸付業ではありません)・Aが社長)に対して、事業用定期借地権等を設定して賃貸し、B会社はその借地の上に建物を建てて、事業の用に供しています。なお、借地権設定時に、保証金等を預かっ... -
144.一般定期借地権を利用した先駆的土地活用
1.はじめに 土地価格が上昇しないだけでなく、下落することも日常的となったことを受けて、若い世代には買った途端に資産価値が下落する土地を購入することは経済合理性に反する行為で賢明ではないと考える人も増えています。ここに、一般定期借地権で...