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175.建築プロデュース-4 ~土地と建物の権利割合~
1.一歩踏み出す5つの基本原則 建築プロデュースによって付加価値を生み出すために忘れてはいけない基本原則を5つ設定しました。今回は基本原則-5を考えます。 〇基本原則-5(権利と価格) 建築費のための借入金でも土地にも抵当権をつける必要がある(... -
174.建築プロデュース-3 ~土地と建物の権利割合~
1.一歩踏み出す5つの基本原則 建築プロデュースによって付加価値を生み出すために忘れてはいけない基本原則を5つ設定しました。今回は基本原則-4を考えます。 〇基本原則-4(権利と価格) 建物を複数で所有する場合の土地と建物の権利と価格は均衡しな... -
173.建築プロデュース-2 ~建物の価格を求める~
1.一歩踏み出す5つの基本原則 建築プロデュースによって付加価値を生み出すために忘れてはいけない基本原則を5つ設定しました。基本原則-1と基本原則-2を考えた前回に引き続き、今回は基本原則-3を考えます。 〇基本原則-3(価格) 建築費は建物内の... -
172.建築プロデュース-1 ~敷地利用権を理解する~
1.はじめに 筆者は去る10月、『建築プロデュース』(市ヶ谷出版社)を新刊しました。建築の専門家は不動産のことがわからない、不動産の専門家は建築に詳しくない隘路をなくすために、建築と不動産をつなぐことを念頭にした内容です。JA系統の資産管理... -
171.不動産の再生利用の担い手
1.既存ストックの活用 増加する空き家の有効活用が社会的な課題になっている一方で、新築重視の建築や不動産の体系の中で、既存の建物の再生の専門家がいない現実があります。今年の4月に公表された、「不動産業ビジョン2030~令和時代の『不動産最適... -
170.小規模不動産特定共同事業の創設~業務管理者の実務講習が始動~
1.平成29年12月の制度創設 全国で増加している空き家・空き店舗の再生や、観光、物流など成長分野の不動産ストックの拡充が重要となっています。広く出資を募って不動産を整備する制度として不動産特定共同事業がありますが、空き家・空き店舗の再生事業... -
169.社宅の再生に見るマネジメント力の重要性
1.令和の時代の不動産最適活用 前号で今年4月、社会資本整備審議会不動産部会が不動産業ビジョン2030~令和時代の『不動産最適活用』に向けて~」を発表したことを紹介しました。これとは別途、今年の6月、日本不動産学会は日本不動産学会業績賞2件を... -
168.不動産業ビジョン2030の発表
1.不動産業ビジョン 2019年4月24日、社会資本整備審議会産業分科会不動産部会から、「不動産業ビジョン2030~令和時代の『不動産最適活用』に向けて~」が発表されました。不動産業に関するビジョンは1986年と1992年に策定されていますが、国を取り巻く... -
167.平成30年住宅・土地統計調査の概数の発表
1.総住宅数と空き家数 平成31年4月26日に総務省から平成30年住宅・土地統計調査の概数が発表されました。5年ごとに行っている統計で、近年では空き家率の高さを示す統計として注目されています。平成30年の調査では総住宅数は6,242万戸で前回調査から3.... -
166.建築生産現場で品質を確保する仕組み
1.レオパレスの事案 先号ではレオパレスが不完全な賃貸住宅供給した事案のうち、建物の仕様が不備で建築基準法が規定する性能が不足する賃貸住宅が建設された、いわば物的な側面について説明しました。 性能不足については改修等によって修補してもら...