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548.発注者の死亡(工事途中)
アパートの外部塗装の工事をJAが受注しました。アパートは夫婦AB共有名義なので、発注者はAB夫妻です。工事をして間もなく、夫のAが死亡しました。Bは工事を進めてもらい、費用はAの分も含めて自分が支払うと言っています。この場合、JAはどう... -
547.コンビニの中途解約
10年ほど前に、コンビニが出店したいとのことで所有地上にコンビニ用の建物を建てて貸していました。建築費はローンであり、まだかなり残っています。 当初コンビニは長く借りたいとのことでしたが、先日、契約を中途で解約したいと言ってきました。契約書... -
546.所有権にもとづく妨害予防について
組合員Aの土地と隣地所有者Bの土地との相談です。組合員Aの土地(以下、A地という)より1メートル高いところに隣地所有者Bの土地(以下、B地という)があります。先月の大雨でB地の斜面が緩んでおり、A地に崩れそうな状況です。この場合、AはB... -
545.アパートの借主の不法駐車
アパートの居住者に対して駐車場を貸しています。契約は借家契約と一体で、駐車料は徴収していません。駐車場所は、契約書で駐車番号を明示しており、駐車スペースにも駐車番号を明示しています。 ところが、入居者が定められた駐車スペースに車を駐車せず... -
544.再度の事業用定期借地契約前の合意
貸主Aは、借主Bとの間で事業用定期借地契約を締結していました。期間満了前からAB間では再度の事業用定期借地契約を締結する事実上の合意をしていましたが、Bの都合で期間満了日までに再契約の締結ができず、そのままの状態で3ヶ月を経過しました。 ... -
543.契約目的に反する使用をした借主への請求
駐車場敷地として5年間貸していましたが、この間、借主は無関係の車を勝手に駐車したり、簡易トイレや小屋を設置したりしました。契約が終了したときに、トイレや小屋は撤去してもらっており、あとは敷金の返還の問題を残すのみです。借主は契約中に違反... -
542.解散した法人との境界画定について
私道の共有者に解散した法人がいます。私道との境界の確定をしたいのですが、どうしたらいいでしょうか。その法人はかなり昔に解散していて、所在地に法人はありません。なお、私道の他の共有者は境界について確認はできています。 1.法人が解散決議をし... -
541.表題部に名前しかない土地について
組合員が所有している土地の隣接地の問題です。この隣接地にはかつて墓地があり、現在は誰かが改葬処理をして、墓地はなく、雑種地の状態です。 隣接地は、隣接地と言っても組合員所有地に囲まれており、組合員としては隣接地の所有権を取得したい考えです... -
540.賃料増額請求について
借地契約にあたり、契約後何年間は賃料の減額請求をしないとの契約条項は有効でしょうか。 1.借地借家法11条では、当事者はいつでも地代について増減額の請求をすることができる。ただし、一定期間地代を増額しない特約のときは、その定めに従うとありま... -
539.更新事務手数料について
組合員が土地を数名に駐車場として1台ずつ貸しています。期間が満了すると更新書面を作成し、管理しているJAが貸主から更新事務手数料をいただいています。借主は貸主あての更新料をJAの口座に入金してもらっています。今後、借主から更新事務手数料...