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598.アパートの修繕工事と事務管理
アパートのオーナーは現在、判断力に問題があります。ところが、アパートについては、建築から年数が経過しており、大規模修繕が必要となっています。オーナーには成年後見人が就任していません。お子さんはいます。修繕をどうすれば有効に実施できるでし... -
597.定期借家契約と再契約
AとBは、A所有の建物をBの事務所として期間5年間の定期借家契約を締結する予定です。業者が作成した契約条項をみると、期間は5年間で更新はない旨の文言はありますが、Bが希望したときは、Aとの間でさらに5年間の定期借家契約を締結するというよ... -
596.債権の譲渡担保について
組合員Aが建物を薬局Bに貸す予定です。BからAに、借家契約にあたり、BがAに預託する敷金返還請求権をBの取引先に債権譲渡したいと言ってきています。問題ないでしょうか。 1.結論としては問題はありません。もし、Bに賃料未払などがあれば、Aは... -
595.事業用定期借地の期間延長
組合員がAスーパーに期間20年間で土地を貸す予定で、契約内容は事業用定期借地契約です。Aスーパーから、契約にあたって、将来もう少し土地を貸してもらうこともあるので、契約書に「組合員の同意を条件に、期間を借地借家法23条の期間まで延長できる」... -
594.所有者不明土地について
組合員の土地(A地という)に接している土地(B地という)があります。A地を組合員は売却したいのですが、B地との境界を決めることができません。調べてみると、B地の所有者の住所が不明です。(具体的には、登記簿に住所の記載はあるものの、住民票... -
593.不法駐車対策
月極駐車場を持つ組合員からの相談です。自分の土地に15台駐車できる駐車場を組合員は有しています。今のところ10台分についての契約はできていますが、まだ5台分が未契約です。 最近、ある車両が、ときどき未契約のスペースに無断駐車しています。どう対... -
591.二次相続を考えた一次相続
AB夫婦には、CDEの3人の子がいます。CはABと同居し、高齢のABの面倒をみています。 Eは若いころからABに迷惑をかけ、Eの借金の支払や生活費をもらうなどをABにしてもらっています。そういう状態なので、ABは各自遺言書を書く予定でした... -
592.競業避止特約について
Question 組合員が所有するビルの1部屋を借りてある事業をしたいという人がいます。貸主である組合員はその人(以下、Aと言います)に貸し、その事業をビルの1部屋でしてもらうのは構わないと言っています。 この前、AがJAに来て、実は以前に勤務し... -
589.相続人の所在不明と定期借地契約
組合員が地権者組合を任意団体として設立し、JAはこの組合から定期借地契約の管理を委任されています。組合員のひとりに相続が発生しましたが、その方の相続人がどなたなのかわかりません。 借主から組合名義の口座に地代が入ったのち、JAは管理費を控... -
590.養子縁組と法定相続
以下の親族関係に関する質問です。 AB間夫婦の子Dは、祖父母HIと養子縁組を結んでいるが、ABはすでに死亡している。①Hが死亡したとき、DはBの代襲相続人であるが、反面、Hの養子でもある。Dは代襲相続人としての相続分と養子としての相続分を...