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409 . 農地の信託などについて
農地を信託することはできるのでしょうか。また、信託の仮登記は可能ですか。 信託をしても、遺留分の問題があるとのことですが、どういう場合でしょうか。 1.農地については、農地法3条2項3号で信託は認められていません。ただし、同条2項本文但... -
407.相続欠格事由と執行猶予
父A、母B、ABの子には長男C、長女Dがいます。 Cは父Aを殺害したため殺人罪で起訴され、現在、刑事裁判手続中です。 AはJAに口座を有しており、貯金がかなりあります。この状態で長女Dから貯金の払戻請求を受けたとすると、法定相続分はど... -
406.会社分割と賃借権譲渡
X社との間で期間20年間の事業用定期借地契約を締結し、現在、残りの期間が5年間となっています。 先日、X社より、ビジネスホテル部門について会社分割をして、借りている土地に建っている建物2棟のうち、ビジネスホテル1棟についてはY社の名義に... -
405.遺言と寄与
Aは独身で子供はいません。Aには5人の兄弟姉妹がいましたが、そのうち2人はすでに死亡しており、死亡した兄弟姉妹にはそれぞれ子供がひとりづつ、BとCという子供がいます。 Aは兄弟姉妹の子であるBをかわいがり、自分の全財産をBに相続させる... -
404.建築確認に対する不服申立て
市の道路の西側に接して細長い土地を組合員が保有しています。その土地のさらに西側の隣地は第三者の所有地ですが、今般、その隣地の土地上に建物の建築確認が認められました。 建物を建てるには建築基準法上の道路に建物の敷地が接している必要があり...