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449.建築中の請負契約と遺言
組合員が、着工中のアパート建設契約について、遺言書の中で長男にこの契約を承継させる旨の記載をしています。今後、組合員に相続が発生した場合、この遺言書のみで建設契約を長男に承継することができるのでしょうか。 1.アパートの建設契約の契約上... -
446.土地の瑕疵担保責任
組合員が自分の土地をその土地の隣地の人に売却しようと考えています。 ところが、その隣地の人は数十年前に売却対象地にガラを業者が埋めるのを見たと言っています。 隣地の人はその土地を購入して建物を建てるようですが、今のところ建築開始は1年... -
447.事業承継と遺言書
組合員がJAに依頼して、自分の土地にビルを建てる計画をしています。 組合員はかなり高齢なことから、計画していた事業開始の前やその途中に相続が開始される可能性もあります。 そこで、組合員が作成する遺言書の中に「事業は長男が承継すること」... -
444.遺産分割協議成立後の取引履歴の開示
組合員が死亡し、貯金関係については相続人間の協議が成立し、長男が相続することになりました。 今般、二男から相続開始前の部分について、組合員(故人)の取引履歴の開示の請求がありました。応じていいのでしょうか。 1.むずかしい問題ですが、応... -
445.調停の申立書が届いたときの対応について
借家人との間の借家契約の内容について意見の相違があります。 今般、借家人から私あてに民事調停の申立てがありました。内容は、借家契約の内容についての調整をしたいというものです。 申立てに応じる必要はありますか。また、私は足が悪いので、裁... -
443 . 外国にいる日本人の相続について
組合員が亡くなりました。相続人は妻と子供3人ですが、子供のうち1人は外国で居住しています。(外国の人と結婚していますが、日本国籍です。) 遺産分割協議はどうすればいいでしょうか。 1.日本国籍の人が日本で亡くなっていますので、日本の民法... -
442.借家人の死亡(孤独死)
アパートの住民が死亡したと警察から連絡がありました。死因は病死で、死後間もない状態とのことです。 住民は生活保護を受給中で、身寄りがないようです。遺体は市役所で対応してもらいましたが、室内にはかなりの残置物があります。本人が死亡したた... -
440 . 契約書上の借主の変動について
Aは建物の一部屋を事務所として貸しています。当初の契約書での借主はB、Cでしたが、その後賃料滞納があり、Aは借主をBとすること並びに滞納賃料の支払方法を記載した覚書をBとの間で作成しました。(このときCの署名押印はありません。) その... -
441 . 古い借地契約について
土地所有者AはBに建物所有目的で土地を賃貸しています。 Bは地代をちゃんと支払っていますが、何十年も前からBが土地に建物を建てて居住しているため、AB間の契約書はありません。 Aとしては、今後の相続や更新料請求などを考えてBとの間の借... -
439.私道の埋設管の件
組合員が土地を売却する予定です。土地の前面にある道路は私道であり、建築は可能となる道路です。 ただ、私道の所有名義人の所在がわかりません。 売買契約では私道に管を埋設するにあたって私道の所有者の了解を得ることが売主側の義務とされていま...