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488.借地契約の面積のちがい
Aは、自分の土地をBに建物所有目的で貸しています。Bに貸したのはAの先代ですが、Aは先代から、Bに貸している土地はもらっている地代から計算している土地より多くなっていると聞いていました。 A所有になって実際に測量してみると、90坪を貸し... -
487.借家契約の更新と保証人の責任
現在、アパートを組合員が所有して入居者に貸しています。入居者の身内の人などに借主の連帯保証人になってもらっています。来年、民法が改正され施行されますが、改正後に借家契約が更新されたとき、連帯保証人に関して保証の極度額を決める必要はあるの... -
486.私道と先代名義
Aが居住している地区と離れた地区にAとBとが各2分の1の持分を有する私道があることが判明しました。Aの持分と言っても、登記名義を確認すると、Aの祖父の名義となっており、Bについても、おそらくBはかなり以前に亡くなられていると思います。 A... -
485.成年後見と借地権譲渡
Aが所有する土地をBが事業用に借地している。今回、Bから借地契約の解約申し入れがあったことから、JAに対して、Aの家族より新しい借地人を探して欲しいとの要請がありました。Bとしては、Aが了解するなら新借地人に借地権を譲渡することを考えて... -
484.契約関係の不明な借地契約
経過は以下のとおりです。 土地は現在Ⅹ所有。その土地上に建物があり、BからCに譲渡され、Cが死亡したあとYが所有しているようだ。その建物は平成5年に建て替えられている。XY間で、口頭で年間○万円の地代としてⅩがYに土地を貸すこととしていた。... -
483.地中の埋設物について
2年前に組合員がある会社から土地を購入しました。 ここは元駐車場で、アスファルトが敷かれていました。(組合員は商業用ビルを建てる予定です。) 最近、ビルを建てるため土地を掘ってみたところ、アスファルトの下に浄化槽が埋まっていましたの... -
482.親子の相続放棄
Aには妻Bと未成年の子Cがいましたが、Aは最近亡くなりました。 妻Bと子Cは、Aの相続を放棄する予定です。BはCの法定代理人としてCの相続放棄手続きを行えるのでしょうか。また、放棄手続きにあたり、戸籍謄本はB、Cのそれぞれの申立て用に... -
481.遺言と登記
Aには妻子がなく、弟Bと妹C(故人)がいます(父母はすでに死亡。)。 Aは故人Cの夫Dに遺言書を残しており、AとDが共有の土地建物のAの持分をすべてDに相続させる内容になっています。 AD共有の土地建物には、Aを含めてCD夫婦の子EF... -
480.所有者でない者からの事業用定期借地
組合員A所有の土地をAの家族が代表者であるB社が無償で借り、その土地をB社の名前でC社との間で事業用定期借地権設定契約をしました。(このことはAも了解しています。) B社はAから土地の使用貸借の権利しか取得していませんが、C社との間で... -
479.テナントの破産と借家権譲渡
テナントビルの一部屋を借りているエステサロンが破産しました。未払賃料はまだ1ヶ月くらいで、敷金は賃料の6ヶ月分預かっています。 先日、破産管財人の弁護士から借家権を別のエステサロンに譲渡したいので、承諾いただけないかとの連絡がありました。...