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518.消費税と時効
建物をA社に貸しています。平成22年からの契約になりますが、つい最近まで月額の家賃のほかに支払ってもらっている消費税の金額が間違っていることに気付きませんでした。具体的には消費税は5パーセントから8パーセントになり現在は10パーセントになっ... -
517.不動産業者と弁護士法
組合員が建物所有目的で土地を賃貸しています。しばらく地代が入らないので心配していたところ、借地人がすでに死亡していたことが判明しました。 役所の話では、借地人に妻や子はいないとのことですが、戸籍等での確認はできていません。 組合員は土地を... -
516.借地権の譲渡と転貸
組合員が所有している土地をA社に事業用定期借地として貸しています。今般、A社の経営上の理由から、建物をB社に譲渡したいと言ってきています。組合員はB社への譲渡を了解する予定ですが、組合員とB社とはどんな関係になるのでしょうか。借地権の譲... -
515.解除に伴なう催告期間後の家賃支払
組合員がアパートの一部屋をAに貸しています。Aは、オーナーである組合員にどなったり、胸ぐらをつかんだりしており、組合員としても早く出て行って欲しいと思っていました。幸い、Aは、数カ月間家賃の支払いを怠っているので、催告期間を5日間として... -
514.借地人が借地の一部を転貸するときの注意点
組合員がドラッグストアーに広大な土地を事業用定期借地で貸しています。今般、ドラッグストアーから駐車場として使用している土地の一部をコインランドリーの業者に転貸し、コインランドリーの名前で建物を建てさせたいと考えている。駐車場は共同となる... -
513.シロアリと貸主の責任
組合員がアパートを所有しています。アパートの一室の入居者から、キッチンシンクの排水管の脇からシロアリが侵入し、隣の和室に移動して、畳表面の被害が生じているとのことです。 (1)シロアリによる建物自体の補償を入居者に求めることはできますか。... -
512.耐用年数が過ぎた建物の解約について
何十年も前にAは借家人のため、鉄骨造の倉庫を建築して貸しています。今も借家人は倉庫を使用していますが、耐用年数も過ぎており、いつ壊れるかの不安もあります。古くから貸しているため、契約書もなく賃貸期間についてもはっきりしません。こういう状... -
511.借地人が借地権を転貸し、自らが借家人になるケース
地主はAに事業用定期借地権で土地を貸し、AはBに借地権を転貸し、Bが土地上に建物を建てます。その後、Aがその建物のテナントとして入店します。このようなケースでは、どんなことに注意をしておくべきでしょうか。 1.質問の形態はよくあるケースの... -
509.事業用定期借地の貸主の相続
平成19年に組合員が事業用定期借地契約を借主との間で締結しました。貸主が今年死亡し、土地を子供たちが共同相続して登記も完了しています。また、借主側の保証人も死亡していることが最近判明しました。そこで、以下の点を質問します。 ①貸主が死亡し、... -
510.借家人の承継と原状回復
組合員が平成10年に期間15年間でA社に賃貸。 平成15年にA社が組合員の承諾を得てB社に転貸。 平成25年に組合員がB社と賃貸借契約。 本年になり、B社から解約申し入れあり。 前借主A社が原状回復しないままで組合員はB社に賃貸していることから、B...