2023年– date –
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209.無接道の土地で建築確認をとる~連担建築物設計制度を利用する~
1.はじめに 建築基準法は建物が立つ土地のことを「敷地」と表現します。建築基準法施行令は第一条で、敷地を「一の建築物又は用途上不可分の関係にある二以上の建築物のある一団の土地」と定義しています。これを一般に「一敷地一建築物の原則」といいま... -
285.負担付き遺贈について
【事案】 今回は負担付き遺贈について説明する。遺言のなかには、特定の財産を取得させるとともに、取得する者(受遺者)に対して一定の負担を課すものがある。これを負担付き遺言という。 ただ、受遺者が取得できる財産に比べて負担の方が大きいときは、... -
566.売買予約の仮登記の抹消
組合員の土地に売買予約の仮登記が設定されたままです。その土地は山林の地目から宅地に地目変更されていますが、仮登記が設定されたのは山林のときです。つまり、売買予約の登記のあと宅地に変更されています。この仮登記設定から50年になりますが、こ... -
565.用途地域内の対象外建物建築
組合員のご子息は住宅が建ち並んだところに居住しています。調べたところ、第一種低層住居専用地域とのことです。今回、近くにコンビニができるらしいとのことですが、コンビニを建ててもいいのでしょうか。 1.第一種低層住居専用地域とは、都市計画で定... -
678.還付加算金
昨年の確定申告で所得税が還付となり、しばらくして還付金が振り込まれました。その後通知書が届き、確認すると還付加算金という項目があります。これは何でしょうか。 税金を納めすぎていた場合に、手続きをすると還付を受けられます。還付加算金は、その... -
677.インボイス制度に関する税制改正案
私は不動産賃貸業を営んでいます。インボイス制度の税制改正(案)について教えて下さい。 去る令和4年12月16日、令和5年度税制改正大綱が発表され、インボイス制度についても、いくつかの改正案が公表されましたのでご紹介いたします。 1.インボイス...